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離婚の慰謝料について

2016/03/09(水)

不貞行為等により婚姻関係を破綻させた場合には、慰謝料の支払いが問題となります。

この場合、300万円程度を請求するケースが多いですが、慰謝料として300万円は高額な金額なのでしょうか。

慰謝料が支払われる例として交通事故が挙げられますが、交通事故の入通院慰謝料として300万円の慰謝料が認められるのは、入院6か月、通院13か月の場合です(赤本別表Ⅰ参照)。

入院6か月、通院13か月というとかなり重度の骨折等が想定され、交通事故による仕事や生活への影響も相当大きいと思われますので、離婚の慰謝料として300万円という金額もあながち低い金額ではないように思えます。

しかし、年収300万円の人にとって300万円は一年間働いた金額ですが、年収1200万円の人にとっては3か月働いた金額にすぎません。

慰謝料は収入によって増減するものではないので、心の痛みを金額で評価することはとても難しいものだと改めて感じました。